身体測定などで頻繁に耳にする言葉にBMIというものがあります。
BMIとは、「Body Mass Index」の略で身長と体重から求める体格指数の一つです。
BMIは体重÷身長÷身長で求められる体重の指標で、疫学的にそれが約22において最も有病率が低くなるというもので、BMIが22になる体重を理想体重としています。
BMIの算出方法
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
17.6以下 | 痩せ過ぎ |
19.8以下 | 痩せ気味 |
22 | 理想体重 |
24.2以上 | 過体重 |
26.4以上 | 肥満 |
例えば、身長172cmで体重が58kgの場合BMIは、58kg÷1.72m÷1.72m≒19.6で痩せ気味という事になります。
ちなみに従来日本で頻繁に用いられてきた標準体重の算出方法は、ブローカ式桂変法で(身長(cm)-100)×0.9というものです。
この標準体重を使って肥満度を求めることが出来ます。
肥満度の求め方は、(実体重-標準体重)/標準体重)×100となり、この数値が±10%が標準の範囲内とされています。
ブローカ式桂変法での標準体重の算出方法
標準体重 = ( 身長(cm) - 100 ) × 0.9
肥満度の算出方法
肥満度 = { ( 実体重 - 標準体重 ) ÷ 標準体重 } × 100
この従来の標準体重は、特に医学的根拠を持たないのに対し、BMI は有疾患率が最も低い点を理想体重と設定していることが特徴であり、ダイエットをする上で健康を損ねる体系を知っておくことも重要なことですので、BMIは目標体重を決める際の参考にする必要もあるので覚えておいた方が良いでしょう。